そもそも『パウンド』って何???


パウンドケーキの『パウンド』って。。。

そういえば他でも聞いたことありますよね。
『赤コーナー、168パウンド・・・』っていうアレ!リングアナが選手紹介する時のアレです。
これって、体重の紹介での重さの単位「ポンド」だと思うですけど。。。

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わたくし「弟子」を名乗ってはおりますが、前より何度か申しています通りお菓子作りの勉強は全くしておりません。
『食べる』専門です^^;;

でもこの『パウンド』が気になっちゃたんで、調べてみることにしました。

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調べてみたら、、、
『パウンドケーキ(Pound Cake)は、小麦粉、砂糖、バター、卵をそれぞれ1ポンドずつ使って作ることから「パウンド」ケーキと名づけられた。』って、ありました。
やっぱり、重さの『ポンド』だったんですね(^^)

ちなみにフランス語ではカトル・カール(Quatre-quarts)と言うそうで、意味は「四分の四」なんだって。
これも小麦粉、砂糖、バター、卵の4つの材料を同量ずつ使うことに由来するそうです。

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えっ?!え〜っ!!小麦粉、バター、卵、と、砂糖が同じ量って、そりゃあ甘いわ〜!

ウチのパティシエに聞いたら、「こんなに砂糖の割合が多いレシピはウチには無い」そうです。
でも、砂糖には『保水性=しっとり感』とか『焼き色』とかいろいろと重要な役割があるんだって。(← コレ、もちろん受け売りデス^^;;)

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2016年秋の新作は『パウンドケーキ』ですが、実はなかなか開発には困難が。。。

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先ずは基本に従っての4つの材料を同じ量で作った試作品を食べてもらうと。。。

「ランジュさん(最近、こう呼ばれることが多いです)のにしては『甘い!』」
何度か言われました。弟子もそう思いました。

でも、ただ単に砂糖を減らすことがなかなか難しいのです。。。(パティシエ談)

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それからいろいろやってみました(と、いうかやりました『パティシエ』が^^;;)

そして試行錯誤の末。。。
なんとか『ランジュさんらしい』パウンドケーキが完成いたしました(^O^)/
『甘さ控えめ』です(^^)

まずは2種類。
『いっぱいフルーツとナッツのパウンドケーキ』と『栗と小豆と抹茶のパウンドケーキ』です。

これからも続々と発売の予定です。
是非、ご賞味下さいm(_ _)m